歯科レントゲンの必要性
- 2025年8月23日
- 治療全般
こんにちは🌸
星川駅前歯科クリニックの横田です。
歯科医院で診察を受ける際、多くの方が「レントゲンを撮りますね」と言われた経験があるのではないでしょうか?
しかし、「本当に必要なのか?」「放射線の影響は大丈夫?」と疑問に思う方もいるかもしれません🤔💬
実は、歯科レントゲンは口の中の状態を正確に把握し、適切な治療を行うための大きな判断材料になります📈
目では見えないむし歯や歯周病、顎の異常などを発見する手助けをしてくれます👀
当院では3種類のレントゲンを扱っており、治療の用途に合わせてご案内しております💁♀️
※子供や妊婦の方、妊娠の可能性がある方などはなるべくレントゲン撮影をしないようにしておりますのでご安心ください。
①パノラマレントゲン(全体を確認するためのレントゲン)
*特徴*
パノラマレントゲンは、上下の歯並びや顎の骨を一度に撮影できるレントゲンです。
歯科医院を受診した時、最初に撮るレントゲンは、ほとんどパノラマレントゲンです。
では何がわかるのでしょうか?
・むし歯・歯周病の進行具合
・親知らずの位置や生え方
・顎の骨の状態(骨粗鬆症の兆候など)
・歯並びや噛み合わせの問題
✅ メリット
- 一度に口全体を撮影できる
- 痛みがなく、短時間で撮影可能
❌ デメリット
- 詳細な歯の状態までは分かりにくい
- 一部の小さなむし歯は見逃される可能性があります
②デンタルレントゲン(部分的な詳細撮影)
*特徴*
デンタルレントゲンは、特定の歯やその周囲を詳細に撮影するレントゲンです。
では何がわかるのでしょうか?
・小さなむし歯の発見(特に歯と歯の間)
・根の治療(根管治療)の際の確認
・詰め物や被せ物の下のむし歯チェック
・歯の根の状態や骨の吸収(歯周病の進行具合)
✅ メリット
- むし歯や根の状態を詳細に確認できる
- 低被ばくで安全
❌ デメリット
- 撮影範囲が狭いため、何枚も撮るケースがあります
- 口の中にフィルムを入れるため、違和感を感じる人もいらっしゃいます💦
③CT(立体的な3D画像で詳細に確認)
*特徴*
歯科用CTは、顎の骨や歯を3Dで立体的に撮影できる高度なレントゲンです💡
通常のレントゲンでは分かりにくい骨の厚みや神経の位置まで正確に把握できます。
では何がわかるのでしょうか?
・インプラント手術のための骨の状態
・親知らずの生え方と神経との距離
・顎関節症の診断
・歯の根の破折や隠れた病変
✅ メリット
- 3Dで詳細な情報を得られるため、より正確な診断が可能
- 神経や血管の位置を把握できるため、外科手術の安全性が向上
❌ デメリット
- 被ばく量は通常のレントゲンより多め(ただし、医科用CTよりは少ない)
- 自費診療の為、費用がかかってしまう
また歯科レントゲンは、「放射線が体に悪いのでは?」と心配する方もいますが、歯科レントゲンの被ばく量は非常に少ないのをご存知でしょうか?🙌
◉パノラマレントゲン → 0.02~0.03ミリシーベルト
(飛行機で東京→ニューヨークを往復するのと同程度✈️)
◉デンタルレントゲン → 0.01ミリシーベルト以下
◉歯科用CT → 0.1~0.2ミリシーベルト
(日常生活で1週間程度浴びる放射線量と同じくらい☀️)
歯科レントゲンの最大のメリットは、病気を早期発見できることです‼︎
むし歯や歯周病が進行してしまうと、治療が大掛かりになり、結果的に体への負担が増えてしまう可能性があります。
そのため、必要に応じてレントゲンを撮ることはとても重要なのです💪
当院では虫歯の進行度、歯の根や被せ物・詰め物の状態をチェックする為に1年に1回パノラマレントゲンの撮影をお勧めしております。
当院のご予約はお電話、ホームページから承っております🌈
何かお困りのことがございましたら、横浜市保土ヶ谷区の星川駅前歯科クリニックまでお問合せください。