子供は虫歯になりやすい?
- 2025年10月23日
- 小児歯科
こんにちは、星川駅前歯科クリニックの斉藤です。
今回は、子供が虫歯になりやすい理由や予防の為に出来ることをお話ししようと思います。
お子さんの歯の健康について不安に感じている保護者の方は多くいらっしゃると思います。
実際に子供は大人に比べて虫歯になりやすいといわれており、場合によっては将来的に生えてくる永久歯に影響が及ぶことも考えられます。
「子供が虫歯になりやすい理由」
子供の歯は大人の歯に比べて虫歯になりやすいといわれています。
その理由は、いくつかあります。
1.周囲の人から虫歯菌が感染するため
生まれたての赤ちゃんのお口の中には虫歯菌は存在しません。
しかし、生活する中で家族が使用したスプーンや箸を共有するなど、唾液を介して接触する事によって虫歯菌に感染することがあります。
この時期に虫歯菌の感染が少ない場合には、その後も虫歯菌が少なく、虫歯になりにくいといわれています。
2.乳歯はエナメル質が薄いため
永久歯の歯の表面は、虫歯菌から歯を守るエナメル質で覆われています。
しかし、乳歯はエナメル質が薄いため虫歯になりやすいといわれています。また、乳歯は永久歯に比べて歯質が弱いため、一度虫歯になると進行するスピードもはやいのが特徴です。
3.ダラダラ食べが多いため
子供は食べ物や飲み物をダラダラと食べることが多く、これも虫歯になりやすい理由です。ダラダラと食べたり飲んだりしていると、口の中が常に酸性の状態となり、虫歯になるリスクが高まります。
また、虫歯菌は糖分を餌にして増殖します。食べかすが口の中にあると虫歯菌が増殖しやすいため、進行が早まります。
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4.正しく歯磨きができていないため
小さな子供は、正しい歯磨きの方法をマスターできていません。
仕上げ磨きをせずに、子供に歯磨きを任せっぱなしにしていると磨き残しが生じて、虫歯になるリスクが高まります。特に、奥歯や歯と歯の間、噛み合わせの凸凹とした部分に汚れが溜まり、磨きにくい所から虫歯ができやすいと言われています。
このようにいくつか理由はありますが、
子供の歯はエナメル質が薄いため虫歯になりやすいです。
それに加えて、ダラダラと食べる習慣があったり自分でうまく歯磨きができなかったりするため、虫歯になりやすいのです。
虫歯を放置すると顎の発達や永久歯に影響を与える可能性があります。
初期虫歯の場合は、フッ素塗布や口腔ケアで進行を防げることも少なくありません。
虫歯にならないように予防することはもちろんですが、虫歯になった場合はすぐに治療を受けましょう!
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