子供の指しゃぶり、どうやめさせる?
- 2026年2月19日
- 小児歯科
こんにちは!
星川駅前歯科クリニックの阿部です!
お子様の診療を行う中で時々いただくご相談に
「指しゃぶりがなかなかやめられなくて…」というものがあります。

指しゃぶりは安心感を得るためなどに行う乳幼児期の自然な行動ですが、実は長く続くとお口の中に様々な影響があることをご存知ですか?
3歳頃までは生理的な習慣として見守ることが多いですが、4歳を過ぎても続いている場合は積極的にやめるよう促す必要があります。
では、具体的に、指しゃぶりをすることで起こるお口の中の変化を以下に挙げます。
1. 上顎前突(出っ歯)
指が前歯の裏側を常に押すことで、歯列が前に出てしまい出っ歯になりやすいです。
2. 開咬
奥歯は噛み合っていても、前歯にすき間ができ、これが発音や食べ物のかみ切りに支障を及ぼすことがあります。
3. 上顎の狭窄
指が上顎に常に触れていることで、上顎の歯列が狭くV字型のようになります。
4. 交叉咬合(反対咬合)
顎の左右バランスが崩れて、片側で噛み合わせがずれることがあります。
5. 舌の位置異常(低位舌)
指しゃぶりによって舌が下に押しやられる癖がつき、舌の正常な位置を保てなくなります。これが歯並びや発音に影響を及ぼすことがあります。
こんなに影響があるなら早くやめさせたい!
と思うかもしれませんが、その方法にも注意が必要です⚠️
❌ 指しゃぶりをやめさせるのに逆効果なこと
①叱る・怒る・罰を与える
→ プレッシャーや罪悪感で逆に増えることも
②強制的にやめさせる
→ 無理やりだと反発や不安が強まり逆効果
③恥をかかせる・他人と比較する
→ 自尊心を傷つけ、ストレスで継続しやすくなる
④過剰に注意・監視する
→ 注目されることで逆に癖が定着する場合も
⑤子どものペースを無視する
→ 急かすと不安やストレスが増しやめにくくなる。
⭕️指しゃぶりをやめさせるのにおすすめの方法
✅ 絵本で気付きを与える
「ゆびたこ」
「おやゆびくん」
「もうゆびしゃぶりしません」
など、指しゃぶりを題材にした絵本があります。
読み聞かせの絵本の中に取り入れてみるのもいいかもしれません😊
✅ 声かけ・共感
叱るのではなく、「頑張ってやめようとしてるの知ってるよ」や「おててはキレイなままでいたいね」などポジティブな声かけを意識しましょう!
✅ ごほうびシール
指しゃぶりをしなかった日はカレンダーなどにシールを貼る方法です。
「5日続いたら○○しようね」など目標を決めながら行うと、達成感とモチベーションを高められます。
✅ 代わりの安心アイテムを持たせる
日中はほとんどしなくなったけど、寝る前の指しゃぶりがやめられない
ということが実際に聞いてみても多いように感じます。
寝る時にはぬいぐるみ・ガーゼ・クッションなど、指しゃぶりの代わりに触れるものを活用してみるといいかもしれません🙆🏻♂️
実際に指しゃぶりによってお口の中に影響が出ているかなどはぜひお近くの歯医者さんなどで診てもらってくださいね🌱
当院のご予約はお電話、ホームページから承っております🎶
何かお困りのことがございましたら、横浜市保土ヶ谷区の星川駅前歯科クリニックまでお問合せください。
