もったいない!その歯磨き3選
- 2024年6月20日
- その他
こんにちは!
歯科衛生士の加山です。
みなさんご自身の歯磨きに自信はありますか?!
歯科衛生士として出会った多くの患者様に歯磨き事情をお聴き取りしていると…
『1回の歯磨きに40分かけてます』や
『朝に1回しか磨きません』など
お一人おひとり個性があるなぁ…と思います🤔
そんな歯磨きで、多くの方が陥ってしまっている
『もったいない!歯磨き。』があります!
今回はそんなお話をしたいと思います。
ご自身にも当てはまるかみてくださいね!
①1番磨かないとダメなとこが磨けてない…
歯の「面」が上手に磨けている方は多くいます。
ですが…1番磨いてほしい場所、それは《歯と歯茎の境目》です!
歯と歯茎の境目には歯周ポケットというその名の通りポケットがあります。
ポケットというだけあって汚れが入り込んでしまいます。
そのポケットに入った汚れを取り除かないと…
汚れの中にいる細菌が歯茎を炎症させます!
歯茎の炎症は【歯周病のはじまり】です😱
せっかく歯磨きしてるのに、磨くべき場所が磨けてない…
それによって歯周病になる…
コレはもったいないですよね😥
ー解決策ー
歯茎にむけてハブラシを斜め45°に傾けて
歯と歯茎の境目を1番に磨きましょう。
②歯茎が下がってしてしまう圧力…
《ハブラシ圧》って聞いたことありますか?
ハブラシ圧とは歯磨きをする際の歯や歯茎にかかるハブラシの圧力を言います。
このハブラシ圧が強いと歯茎を傷つけてしまい、
傷ついた歯茎は退縮(下がって)してしまいます。
歯茎が下がってしまうと、歯と歯の間のすき間が広くなり
食べ物が詰まりやすくなったり…
広くなったすき間は磨く範囲も多くなり、
キレイに磨くのに難易度が上がってしまいます。
また、歯茎は1度下がってしまったら自然に再生することはありません😱
一生懸命に磨いてるのに、
より歯磨きに時間をかけないといけなくなる…
せっかく今ある歯茎を自分のチカラで失ってしまう…
コレももったいないですよね😥
ー解決策ー
ハブラシを鉛筆を持つ要領で握ります。
鉛筆持ちにすることで力が入りにくくなります。
歯1〜2本ずつ、小刻みにやさしくハブラシを動かしましょう。
③あちこち磨きで磨き残し…
みなさん身体を洗う順番って決まっていますか?
意識していなくても決まってるという方が多いのではないでしょうか?
体を洗うときは順番に洗いながら、洗った場所を目で直接確認して
洗い残しがないようにしませんか。
それでは、歯磨きの順番は決めてますか?
多くの方は《あちこち磨き》をしています。
あちこち磨きだと
磨き癖によりハブラシが当たっていないところがあるなど
磨き残しをつくってしまいます😱
また、体と違い磨いた場所を目で確認しづらいことも磨き残しの原因になります!
お口の中は歯列もカーブしており、歯そのものもカーブしています。
さらに歯磨き粉の泡やスースー感で磨けた気持ちになりやすいのです。
時間をかけて磨いてるのに、
磨き残しのせいで虫歯に…
コレも本当にもったいないですよね😥
ー解決策ー
上の歯の表側を右から左→
上の歯の裏側を右から左→…
と順番を決めて磨きましょう。
どれも歯磨きを怠ったわけではないので…とても悲しいですよね😭
そんな悲しい思いをしてもらわないよう!
性格や価値観などお一人おひとりにあわせた歯磨き指導をしています😊
何か聞いてみたいことがあれば遠慮なく聞きにきてください!
横浜市保土ヶ谷区の星川駅前歯科クリニックでお待ちしています。