唾液はお口のヒーロー!!!
- 2024年4月27日
- その他
こんにちは。星川駅前歯科クリニックの横田です。
唾液はお口のヒーローだということを皆様ご存知でしょうか🦸♀️
健康な歯を維持するために重要な役割を担っているのが「唾液」です!
大小10個ある唾液腺から1日に1〜1.5Lも分泌されているんです‼︎
ではいったい唾液は何の為にあるのでしょうか?
実はすごい機能があるんです!
・抗菌、抗ウイルス
・歯や粘膜に付着した異物を洗い流す
・歯や粘膜を損傷や感染から守る
・エナメル質の表層が溶けるのを防ぐ
・唾液中のカルシウムイオンなどが再石灰化を促進
・味覚を感じやすくする
・食塊=食べ物をまとめやすくし、消化しやすくする
・食道や胃の粘膜を保護する
などなど…。
唾液の働きは口内だけでなく、全身の健康に影響しているのです!
唾液といっても、寝起きは少しネバネバした唾液や水分を摂った時はサラサラした唾液が出ていると感じた事は、ありませんか?
唾液には大きく分けて、サラサラした唾液・ネバネバした唾液があります。
それぞれ口内環境を守る為の働きをしてくれています。
<ネバネした唾液>
交感神経が優位=ストレス時に分泌されやすく、水分が少ないのが特徴です。
また粘膜の保護や保湿、細菌からの防御の役割を担っています。
<サラサラした唾液>
副交感神経が優位=リラックス時に分泌されやすく、水分が多いのが特徴です。
また食べ物を飲み込みやすくしたり、口内のpHを中和にしてくれています。
当たり前にある唾液ですが、唾液の分泌が低下してしまうケースもあります。
特に高齢者は複数の要因が重なって唾液の分泌が低下しやすい傾向にあります。
<主な原因>
・加齢による唾液腺の萎縮
・噛む力の衰え
・糖尿病などの口が渇く症状のある病気
・薬の副作用
・ストレス
・水分の低下
などなど…。
唾液の低下は、全身の健康にも影響してきますので、唾液のチカラを高める事が大切になっています!
今回は今日からでも始められる唾液を増やす3ステップをご紹介します。
①水分を摂る
唾液の主成分は水です。
水分不足に陥ると唾液が生成しずらくなります。
※コーヒーや紅茶などのカフェインを多く含む飲料は利尿作用があり、逆に口内を乾燥させる可能性があります。
出来るだけお水やお茶で水分補給するのがオススメです。
②良く噛んで食べる
噛めば噛むほど唾液腺が刺激され、唾液が出やすくなります。
またキシリトールガムを噛む事も有効的です♪
③唾液腺マッサージ
食事前に行うとより効果的です!
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