実はみんなしている?!歯ぎしりや食いしばりのお話
- 2024年2月15日
- その他
こんにちは☀️
星川駅前歯科クリニックの斉藤です。
今回は歯ぎしりや食いしばりについてお話していきたいと思います。
歯ぎしりのギリギリという音(ブリキャミングとも呼ばれる歯の研磨音)は、多くの人が聞いたことがあるかもしれません。歯ぎしりや食いしばりは、寝ている間に無意識に行われることが多く、本人は気付かないことが多いのです。歯ぎしりや食いしばりは、歯や口腔に様々な問題を引き起こす可能性があります😔
※歯ぎしりとはグラインディングと呼ばれ、下顎が前後左右にギリギリとスライドしてしまう現象です。一方食いしばりとはクレンチングと呼ばれ、万力のように力が入ってしまう状態をいいます。
まず、歯ぎしりや食いしばりの原因について考えてみましょう。ストレスや不安、歯や咬筋の異常など、さまざまな要素が関与しているといわれています。特に夜間の歯ぎしりは、睡眠時の筋肉の緊張や不安の表れとされています。また、歯並びの異常や噛み合わせの問題も歯ぎしりや食いしばりを引き起こす要因となることがあります😣
歯ぎしりや食いしばりの影響は、口腔全体に及びます。まず、歯の表面が摩耗し、歯のエナメル質が削られる可能性があります。これにより、歯の感覚過敏や虫歯のリスクが高まることがあります。さらに、歯ぎしりや食いしばりによって顎関節や咬筋に負担がかかり、顎関節症や頭痛、顔の痛みなどが引き起こされることもあります。
歯ぎしりや食いしばりを放置すると、さまざまな問題が進行する可能性があります。そのため、早期の対策が重要です。まずご自身で歯ぎしりや食いしばりの習慣に気付いたら、是非お早めにご相談ください。原因や影響を評価し、適切な治療法や対策を提案させていただきます😌✨
一般的な歯ぎしりや食いしばりの治療法には、マウスピース(マウスガード)の使用があります。マウスピースは、特殊な素材で作られたカスタムフィットの装置で、歯ぎしりや食いしばりによる歯や口腔の損傷を防ぐ効果があります😌
素材は柔らかいものから硬いものまでいくつか種類があります。
初めてマウスピースを使われる場合は、ナイトガードといわれる柔らかめのタイプをお勧めしております。初めに硬いタイプを使うと違和感が強く使わなくなってしまう方が多いということもあります。
※すでに顎関節に痛みがある方の場合は初めからスプリントと言われる硬いタイプを作成させていただく場合もございます。
他にも歯ぎしりによる歯や口腔の問題を避けるために、以下のポイントにも注意しましょう‼️
- ストレス管理:
日常生活でのストレスを軽減することが大切です。リラクゼーション法やストレス解消の方法を取り入れ、心身のリラックスを図りましょう。定期的な運動や趣味にも時間を割くことで、ストレスを軽減できます。
- 睡眠環境の整備:
快適な睡眠環境を整えることも重要です。寝具や枕を適切に選び、リラックスできる環境を作りましょう。
また、就寝前に緊張をほぐすための入浴やお茶を飲むなども有効です。
- 咬筋の緩和:
咬筋の緊張を緩和することが効果的です。口を大きく開けて軽くマッサージすることで、顎の緊張をほぐすことができます。また、温湿布や温かいタオルを顎に当てることもリラックス効果があります。
歯ぎしりや食いしばりは一時的無くなってしまう方もいますが、放置すると歯や口腔の問題を引き起こす可能性があります😔早めの対策と適切なケアを行い、歯と口腔の健康を守りましょう!歯ぎしりや食いしばりの問題を解決し、健康な笑顔を保ちましょう☺️✨
また、ご家族やパートナーにも協力をお願いすることも有効です。歯ぎしりの音や症状に気づいた場合には、お互いに気遣いながら対策を考えることが大切です。
以上が、歯ぎしりについての説明です。歯ぎしりは多くの人にとって悩みの一つですが、適切な対策とケアによって問題を解決することができます。自宅での予防ケアと歯科医師のサポートを併せて活用し、歯ぎしりからくる悪影響を最小限に抑えましょう!大切な歯と口腔の健康を守るために、日々のケアを欠かさず行いましょう😌✨
横浜市保土ヶ谷区の星川駅前歯科クリニックまで是非お気軽にご相談くださいませ。