飲み物が歯を溶かす?!
- 2024年10月17日
- その他
こんにちは!
星川駅前歯科クリニックの横田です☀️
今回は歯と飲み物の関係についてお話ししようと思います💪
夏は塩分補給としてスポーツドリンクやさっぱりとしたレモンやグレープフルーツなどの柑橘系の味の飲料水、冬は暖かくて甘い飲み物を飲む機会も増えてくると思います
最近では水を飲めない子供も増えているというニュースもあるくらいです🥲
実は砂糖を多く含む=酸性の強い飲料水は歯を溶かす可能性が強くなるのです‼︎
皆さんpH(ペーハー)って聞いた事ありますか?
理科の授業でリトマス試験紙の染まる色によってアルカリ性、中性、酸性が分かるのがpHです。
私たちの口の中は普段、中性pH7.0です。
食べ物の多くが酸性なので、飲食をすると一時的に口の中は酸性へ傾きます。
↓
時間が経つと唾液のパワーで中性に戻っていきます。
通常は唾液のパワーで酸を中和させ、お口の中は元の中性に戻り溶けたエナメル質を修復してくれます😊
ちなみに胃酸はpH2と言われているのでスポーツドリンクや炭酸飲料水がいかに酸性度が強いかが分かりますよね!
この図は飲食を開始してから終わるまでの口の中のpHの変化をグラフにしたものです。
長時間の飲食、ダラダラ飲みをしていると酸性の状態が続き、歯の表面=エナメル質問が溶け始め、虫歯のリスクを高めてしまいます💦
水分補給はお水やお茶だとお口にとっては好ましいですが、激しいスポーツの後や塩分補給としてスポーツドリンクを飲む事もあると思います。
ここで大切なのは飲み方です💡
①ダラダラ飲みを控えてみる
時間を決めずに長時間飲む事を控えたり、飲む回数を徐々に減らしてみましょう!
②ジュースならストローを使ってみる
ストローを使う事で口の中に溜める時間を作らないようにして見ましょう
③pHの数値が低い=酸性の飲み物を飲んだ後は水やお茶でうがいをする
スポーツドリンクや炭酸飲料水を飲んだ後は、うがいをする事で口の中を中性に戻しやすくなります。
スポーツドリンクやジュースを完全に飲まないというのはハードルが高いと思います…。
上記のポイントを少し意識して行ってみるだけでも効果はありますので、大切な歯の為にも飲み方に気をつけみましょう🍹
当院のご予約は電話またはホームページより承っております。
何かお口でお困りのことがありましたら、神奈川県横浜市保土ヶ谷区にある星川駅直結の星川駅前歯科クリニックまでご連絡ください😊✨