1. カウンセリング・診断
   気になる部分やどの程度きれいにしたいのか、などを聞かせていただくと同時に、お口の中の状況を確認させていただきます。
2. 治療計画の立案
   「いつまでに治療を済ませたい」といったご希望や、実際にかかってくる費用のお話しをさせていただきます。また、具体的にどのような順序で治療を進めていくのかを決めていきます。
3. 治療
   1、2でうかがったご希望と治療計画に基づいて治療を進めていきます。
4. 完成
   納得のいく仕上がりになったかを確認していただき終了となります。
5. メンテナンス
   作って終わりではなく、長く持たせていくために定期的なメンテナンスや再発の防止に努めて参ります。

インレー（詰め物）

軽度のむし歯などで歯を少しだけ削ったあとに入れて治療するのが詰め物（インレー）です。歯の一部分だけを補うので、歯の土台を作る必要はありません。主に前歯以外で行います。

コンポジットレジンインレー《保険適用》

コンポジットレジンとは、白色の歯科用プラスチック素材のことで、ちょっとしたむし歯治療によく用いられます。近年金属アレルギーや銀歯が及ぼす人体への悪影響の観点から、昔の銀歯はあまり用いられず、それに代わって注目されている材料です。

オールセラミックインレー《自費診療》

混ぜ物無しのセラミック（歯科用陶材）でできた審美性の高い詰め物です。透明感がある自然な美しさで、長期間使用しても変色しません。生体親和性も高く安全な材料ですが、歯と同じ硬さでできているため、歯が欠ける力が掛かると欠けてしまうことがあります。

ハイブリッドセラミックインレー《自費診療》

セラミックとレジン（プラスチック）を混ぜ合わせた素材です。保険素材よりも審美性が高く、美しい白い歯になりますが、オールセラミックよりは硬さや透明感などが劣るため、割れやすく変色しやすい性質があります。

ゴールドインレー《自費診療》

ゴールドインレーとは、金を使った詰め物です。当院では中でも一番歯に良いとされる18Kを使用しております。18Kは天然歯に近い硬さで、噛み合う歯を痛めません。強く噛む大臼歯に向いています。生体親和性も高くむし歯にもかなりなりにくい材料で安心です。セラミックに比べて審美性は落ちますが、割れないという性質を持っています。

※保険診療でメタルインレー（銀の詰め物）も選択することができます。

クラウン（被せ物）

被せ物（クラウン）は、むし歯で歯をほぼ全周削ったり、神経を取ったりした場合によく使われます。保険診療と自費診療とで使用できる素材が大きく異なります。

CADCAM冠《保険診療》

CADCAM（キャドキャム）はComputer aided design Computer aided manufactureの略称です。CADCAM冠とは、3Dスキャンデータを元にコンピューターが設計して、3次元切削加工機がブロックを削って作製する冠（クラウン）です。プラスチックがメインの材料ですので、そこまで耐久性は高くないですが、銀歯に比べて審美性が圧倒的に綺麗です。保険診療で作れる白い歯というのはこれのことです。

フルジルコニアクラウン《自費診療》

フルジルコニアクラウンとは、ジルコニアのみでできたセラミック素材のクラウンです。こちらも金属を一切使用しないため、金属の溶け出しによる歯ぐきの変色や金属アレルギーなどの心配がありません。オールセラミックよりも強度も高いため、奥歯やブリッジに適しています。

オールセラミッククラウン《自費診療》

オールセラミッククラウンとは、セラミック（歯科用陶材）のみを使った審美性の高いクラウンです。透明感のある自然な色調・ツヤで、天然歯の高い再現性が得られます。自分の歯よりもツルツルしているためプラークが付着しにくく清掃性にも優れています。金属を一切使用しないため、金属の溶け出しによる歯ぐきの変色や金属アレルギーなどの心配がありません。

ジルコニアセラミッククラウン《自費診療》

ジルコニアセラミッククラウンとは、内側をジルコニア、外側をセラミックで作製したセラミック素材のクラウンです。ジルコニアの強度とセラミックの透明感を併せ持つ材料になります。こちらも金属を一切使用しないため、金属の溶け出しによる歯ぐきの変色や金属アレルギーなどの心配がありません。強度も高く、奥歯やブリッジに使用することも可能です。

ゴールドクラウン《自費診療》

ゴールドクラウンとは、18Kを使った被せ物です。天然歯に近い硬さで噛み合う歯を痛めません。強く噛む大臼歯に向いています。セラミックやジルコニアに比べて審美性は劣るものの、むし歯にもとてもなりにくく生体親和性も高く、割れたりかけたりしないため安心です。

※被せ物（クラウン）を歯に装着するには、土台（コア）が必要となります。この土台に関しても保険診療と自費診療があり、使用できる素材が異なります。保険診療の被せ物には保険診療のコア（プラスチックコア）、自由診療の被せ物には自由診療のコア（ファイバーコア）のみが使用可能です。
治療のゴールを一緒に相談させていただきながら最適な土台（コア）をご提案させていただきます。
※保険診療でメタルクラウン（銀の被せ物）も選択することができます。

ラミネートべニア《自費診療》

ラミネートべニアは歯の表層面を薄く削り、薄いセラミックでできた板を貼り付けて歯の色や形を変える方法です。人工のエナメル質を、付け爪のように接着する治療です。前歯の審美治療に有効で、歯を全周削らずに前歯を白くしたい方に適しています。「すきっ歯」の改善など、部分的に歯の形状やすき間を整えたりすることも可能です。適応症をしっかりと見極めることが長持ちの秘訣になりますので、ご興味のある方はお気軽にご相談ください。

ホワイトニング

ホワイトニングとは専用薬剤を歯の表面に塗り化学変化で歯を白くする方法です。歯科医院で行うオフィスホワイトニング、ご自宅で行えるホームホワイトニング、この2つを併用するデュアルホワイトニングがあります。

インプラント

インプラント治療は、歯の抜けてしまった（むし歯で抜かざるを得なくなってしまった）部分の顎の骨に人工歯根（インプラント）を入れてそれを支柱とし、その上に人工歯を固定する治療法です。機能性や審美性に関してご自身の歯と同じような感覚を取り戻していただくことができます。